菊舎顕彰俳句大会学生の部入賞作品
作   者 俳     句
平成十六年 田耕小三年 加賀山亮太 台風にひみつきちの木たおされた
神田小二年 大野拓真 いとトンボたてにとまって数字の1
滝部小四年 永岡つばさ 雪だるま雪合戦のたてにする
豊北一中三年 吉本 唯 木漏れ日が照らす横顔秋の午後
豊北高校一年 荻 良太 ながれゆくサイドミラーの秋景色
平成十七年 田耕小六年 田上成仁 光あび芒サワサワペダルこぐ
豊浦小二年 中本あや子 弟の口がアイスでよごれてる
田耕小五年 秋本歩実 変身を得意としたり秋の雲
豊浦小二年 福村早紀 夏休みピポパポピポパはつメール
角島中二年 濱村幸宗 鰯雲父さんの獲る鰯かな
玄洋中二年 渡部由里子 バスの中優先席に冬近し
豊北高校三年 和田綾香 夕立の雨の匂いのアスファルト
豊北高校二年 白井智子 バス停で溶けるレモンのかき氷
平成十八年 田耕小四年 西 隼人 ふでばこの中身ぐしゃぐしゃ新学期
文関小一年 田中まれい うみがすきさかなになったなつやすみ
王喜里山教室五年 田中崇寛 たけの子は親の方見てあまえんぼ
田耕小六年 秋本歩実 コンパスがふるえるほどの寒さかな
田耕小四年 岡田愛香 虫くいのしいの実ひろった神社前
夢が丘中二年 山本智宏 こいのぼり空にのぼって泳ぎだす
豊北中三年 石田夏美 野苺をつんで帽子が赤くなる
豊北高校二年 村川幸治 パチパチと猪よけの電気柵
平成十九年 豊浦小六年 丸尾圭史 銀の腹天にはばたくやまめ釣り
神田小四年 中村大地 タオルまき校長先生草をかる
名池小一年 もりたこうき もみじのはばいばいしながらおりてくる
田耕小六年 豊田まりあ いがぐりのぽとんと落ちる草の中
文関小二年 田中茉怜 ほしかった出目金すくったなつまつり
豊田中小五年 山野敏毅 なしえんの上にながれたながれぼし
豊北中三年 吉田奏哉 本能寺扇子片手に道迷う
豊北高校一年 長井優紀子 龍胆の青さにまどう羽虫かな
平成二十年 神田小二年 林 莉来 カマキリがわたしのべんきょうみはってる
川中小六年 素川佳子 蝉しぐれ原爆ドームで署名する
小月小五年 山本彩未 青い目の友だちできた夏休み
室津小一年 なかのとしみ 五じにおきじいちゃんととるかぶとむし
田耕小六年 西 隼人 もくもくと入道雲が陣地取り
豊北中二年 西 泰斗 ガタガタと貧乏揺すり新学期
豊北中二年 鵜足優滋 教科書に染みをつくれり早生みかん
豊北高校二年 安田佳弘 秋日和ミットの音が鳴り響く
平成二一年 粟野小三年 うめ本あい おむすびもはちまきしてる運動会
豊北中一年 荻 和弘 靴底が炎天の地にへばりつく
豊北高二年 桂 朱音 寒稽古得し黒帯をきつく締め
田耕小一年 阿立啓吾 まてがいのあなにしおいれとびだした
阿川小三年 磯中憂乃 こぼれそうおまけがついたかき氷
田耕小五年 河田野乃花 弟がセミといっしょにないている
室津小六年 藤永政樹 ばあちゃんと一緒にかざった盆ちょうちん
阿川小一年 たむらしゅんた あさごはんなすびのおしるたべないよ

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