菊舎につづけ!

こどもの俳句

田耕小学校 新春俳句相撲大会  (2011年1月17日
田耕小学校(下関市豊北町田耕)
指導・菊舎顕彰会会長 岡 昌子
 新しい年を元気に迎えた田耕小学校30名の児童の新春俳句相撲大会の様子をお知らせします。今年の席題は、新年の季語「初夢」「初笑」「書初め」「初日記」でした。
封筒から取り出した季語を使って、さっそく全員俳句作り。3・4人構成の8班に分かれて
代表句をそれぞれ選び、トーナメント方式で横綱句を全員(参観日のため保護者も含め)で決めました。当日の横綱句は
   
おばちゃんが酔ってへん顔初わらい  5年 月紀子
その他の句を紹介します。
   
初夢やたくさん見たらもう昼だ     4年 春佳
   
アイドルのテレビ番組初わらい    5年 萌香
   
自学してさいごに書くのは初日記   2年 啓吾
   
初夢や見てこわくなりすぐおきる   2年 徹彦
   
初わらいしょうもないことわらってる  3年 樹
   
さいふ入れヘビの皮手に初ゆめや  5年 ひかる

参観のお母さん達にも子ども達と同じ季語をつかい俳句に挑戦していただきました。
家計費、料理・ダイエットなど主婦らしきものや職場での体験などなかなか佳句がありました。日常的に俳句を詠んでいる子ども達のお母さん達だけあってさすがでした。
これを機会に親子で俳句遊びをしてくださるとうれしいですね。
                              岡 昌子記



田耕小学校の俳句学習   (2010年11月)
田耕小学校(下関市豊北町田耕)
指導・菊舎顕彰会会長 岡 昌子
 十一月二十六日(金)は菊舎の生誕地、田耕小学校の俳句学習の日でした。中庭の木々も紅葉し、お天気もよく、絶好の吟行日和、全校生三十名を外に連れ出しました。わずか十五分の散策で詠んだ俳句を、教室に入って投句し、大きめの用紙に先生が清記。それから、さっそく上級生と下級生にわかれて俳句会。大人と同じ句会のかたちで選句・合評をして、みんなで楽しみました。
その時の俳句をご紹介します。
 (岡 昌子) 

1年
○ ほとけのざ口ぶえふいてたのしいな 

○ イチョウのははらはらおちてきんのゆき


和紀

健介

2年
○ プープーとふいてあそぶよほとけのざ

○ あさつゆがぴかぴかひかり小学校

○ プープーと音ぷの音のすすきかな

○ すすきはね小さなホワホワフカフカだ


啓吾

徹彦

和希

まこ

3年
○ いちょうの木はっぱがちってじゅうたんに




4年
○ もみじの葉本にはさんでたからもの

○ 葉っぱたちスターになるのはいつも秋

○ イチョウの葉ひらりとおちるカーペット

○ 大いちょう空をめざしてのびていく

○ イチョウの葉風といっしょにダンスする


愛世

春佳

稚菜

しほり

詩織

5年
○ かいだんの上にまいちるいちょうかな

○ すすきのほ風にあおられ空へまう

○ 中庭にはいったしゅんかんいちょうの葉


彩紀

萌香

龍太

6年
○ 日を受けて朝つゆ光る中庭や

○ ゆめの森もみじをふむと音がなる

○ もみじの葉学校の森そめている

○ いちょうの葉一年生と遊んでる


滉平

美琴

野乃花

和也


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